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<参加した動機>     K.Y

1.私は元々鉱物趣味がありました。
鉱物趣味を持っている人間は放射性鉱物などの関係もあり、
普通の人よりも放射線というものに呪い的偏見が少ないのかもしれません。

以前から私はウランガラス(http://uranglass.gooside.com/UGtext.htm)という、
塗料としてウランを微量に使ったガラスを使ったネックッレスを所持していました。

紫外線ランプは壊れていて、本当にウランが含まれているのか、
只の蛍光塗料を練りこんだプラスチックの偽物を掴まされたのか確認できません。

私 「ガイガーがあればなー。」
理系夫 「作ればいいじゃん。(冗談半分で軽く言う)」
私 「でもガイガー管とか言うのが必要なんでしょ?それにひとりじゃ無理だよ~。」

・・・少し前にそんな会話が交わされたのでした。
「ガイガーってどうやったら作れるのかなー・・・?」


2.私の住んでいる地域は西日本で屈指の原発立地地域。原発銀座と言われています。
今回の震災での福島第一原発事故の影響は、東北や関東に比べると少ないですが、
日本列島の地殻は活動期に入った訳で、
私の住んでいる辺りでも大きな地震がないとは断言できません。

地震により損傷を受けても致命的事故にならない程度なら良いのですが、
このへんの原発は40年超えの古いのが多いですし、どうしても不安は拭えません。
もし福島第一原発と同じことが起こったら…。(そんな事は起こって欲しくないとは思いますが)
ガイガーが私の身を守ってくれるかもしれません。


3.電子工作をやってみたかった
「自分で作る、中の仕組みを知る」というのも大変興味がありました。
正直、この「製作する」という部分に一番興味を惹かれました。
しかし、周りに電子工作に明るい人はおらず。。


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そんなタイミングで、偶然埼玉の実家に里帰りしていた時ワークショップ開催の情報を目にし、
即決で参加希望のメールを出させていただいたというわけです。
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上記のような動機で参加させていただいた訳なのですが、

前日の夜は「電気工作なんか初めてだし、ついていけるのかしら…。」と不安もありました。
ほかの参加者の方はどんな方達なのかも謎だらけで…。

緊張しながらも行ってみると、
「漠然と放射線の影響を不安に感じている若い女性」から、「今回製作したものを更に改造しようと宇都宮さんに質問している方」まで実に様々でした。

私製作のガイガーカウンターも(手伝っていただきながらですが)初心者でもきちんとしたものが無事完成しました!

第二部の、作ったガイガーの扱い方講義、放射線防護に関する講義もわかりやすく、とても勉強になりました。

今回のワークショップは、
ガイガーカウンター本体が手に入るだけでなく、知識や考え方の向上にもつながり、非常に有益だと感じました。
これで5000円は安すぎる!値上げしても全く問題ないワークショップだと思いました。

宇都宮さん、製作を助けてくださった方、会場の方、全てに感謝しております。